持たざる独り者でも幸せに生きたい

カネなしコネなしでもやれることはある

独学で宅建一発合格(見込)できた話と勉強方法を紹介する話

2022年10月16日(日)宅建受けてきました

 

無事合格できました!

 

結果は11月22日に発表ですが自己採点で43点でした!

 

でも合格発表まで心配でしょうがありませんでした

 

 

ちなみに私は法学部卒で

 

・ビズネス法務実務検定3級、2級

・ビジネスキャリア検定2級(労務管理)

 

の資格を取得していますので法律の基本的な知識はあると思いますのでその点ご了承いただければと思います

 

勉強時間と期間

 

勉強期間

 

3月1日~試験当日10月16日(日)まで

 

だいたい7ヶ月半ですね

 

勉強時間

 

3月1日~6月30日の4ヶ月

1日30分 122日✕30分=3660分=61時間

 

7月1日~8月31日の2ヶ月

月~金は30分 

43日✕30分=1290分=21.5時間

土日のどちらかで過去問の実施 採点合わせて120分

120分✕8=960分=16時間

計37.5時間

 

9月1日~9月30日

月~金は50分 

22日✕50分=1100分=18.3時間

土日のどちらかで予想問題の実施 採点合わせて120分

120分✕4=480分=8時間

計26.3時間

 

10月1日~10月16日試験当日まで

追い込み期でとにかく詰め込んでいた時期ですのでよく覚えてませんが大体1日2時間くらいだった気がします

16日✕120分=1920分=32時間

 

勉強時間は合計で156.8時間です

 

だいぶと勉強しました

 

特に10月に入ってからは合格できるかの不安がいっぱいでとにかく勉強していました

 

使ったテキストと価格

 

・漫画でわかる入門書

2022年版 マンガ宅建塾 (らくらく宅建塾シリーズ)

2640円

 

・入門書の後のテキスト

スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト 2022年度 (スッキリわかるシリーズ)

3030円

 

・一問一答で知識の定着を

わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600 2022年度 [厳選600問 基礎力 肢切りテク] (わかって合格る宅建士シリーズ)

1980円

 

・こちらも一問一答

ケータイ宅建士 2022

1540円

 

・とにかく一問一答でアウトプット

2022年版 史上最強の宅建士問題集

2750円

 

・過去問題で試験に慣れることと苦手分野の洗い出しに

みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集 2022年度 [問題 解説2分冊] (TAC出版) (みんなが欲しかった! シリーズ)

2860円

*12年分ですが全てではなく8年分の試験をやりました

 

・最後の追い込みに予想問題集

2022年版 出る順宅建士 当たる直前予想模試【模試4回分 + 最新過去問2回分/解説動画/問題冊子/マークシート付】 (出る順宅建士シリーズ)

1760円

 

テキスト代7冊合計で16560円

加えて宅建の試験料8200円

そして試験会場までの交通費(往復)1400円

 

合計26160円

 

ちなみに会社から等の補助金は一切無いです…

*マイナポイントを使って試験代は払いました

 

勉強方法

時間配分はインプット2アウトプット8

記憶術として効果的と言われるテキストを読んだらひたすら問題を解いてアウトプットをするという事が大事!というやり方に素直に実践しました

 

最初にテキストを読んだら一問一答のテキストをひたすらに実践して考え記憶に定着させる!最初の4ヶ月はただこれあるのみでした

 

そしてよく間違える部分に関してはテキストを読み直して再度問題に取り組むという流れですね

 

勉強は記憶力が高い朝に実施

頭のパフォーマンスが上がる時間帯は個人差がありますが私は朝少し早く起きてキッチンタイマーを30分セットしてテキストを読む、もしくは一問一答をひたすら実践あるのみです

 

時間制限があると集中力が高くなる気がしますし、たった30分なら無理なく頑張れるという理由で実践していましたのでオススメです

 

問題の解き方が大事

一問一答だからといって○×を考えればいいというわけではモチロンありません

なぜ○なのか、なぜ×なのかの理由を考えていくことで記憶に定着しやすくなります

 

大事なのは問題を解くことではなく覚えることですので

 

間違った問題を中心にやり直しができるように記録しておく

一問一答といっても私の場合テキスト3冊で4500問近くあったと思います…

ですので何を間違えたのかをわかるようにしておかないと見直しがやり辛くなってしまいます

 

私は100均の付箋を間違った問題に貼り付けて、2週間くらい経過したタイミングで付箋を貼った間違った問題をリトライするようにしていました

 

そして問題が解けたら付箋を剥がしていくと達成感が感じられるのでオススメです

*私だけかもしれませんが💧

 

そして一問一答のテキストは4往復9月中旬までにしたと思います

 

過去問で試験に慣れる

一問一答である程度理解を深め7月から8月までの間、過去試験を週1のペースでやるようにしました

 

最初もう合格ラインに達するだろうと意気込んでましたがなかなか意地の悪い問題が多く引っかかったりするので問題をどう読んだらいいか、どうやって引っかけようとしてくるのかを半泣きになりながら覚えていくという感じです

 

そうすると問題の解き方が身についてきて点数がとれるようになってきます

 

合格ラインを越えることもできるようになってきて楽しくなってきます

 

そして間違えた問題は一問一答の時と同様に付箋をつけて再チャレンジできるように準備しておくのがオススメです

 

*タイマーと付箋は私の必須アイテムです

 

模試で心を折られる

体験談として過去問だけでなく予想模試はやっておいた方がいいと思います

 

なぜなら初回にボロボロにされることでラストスパートがかけられるようになるからです

 

なぜなら過去試験は一問一答など問題集を解いていくと問題自体を覚えてしまうことで正解率が上がり点を取りやすくなりますが過去問からそのまま本試験問題がでることはなく、模試も過去問から出題しているわけではないのでより深い理解がないと正解しづらく間違いが多発します

 

今にして思えばそれでよかったんだと思います

 

ヤバい!頑張らなきゃ!ってなりますから

 

それであとはひたすらに追い込みでテキストを読んだり、問題を解いたりの繰り返しで試験に臨む、これあるのみでした

 

最後の1週間は付箋を貼った模試や過去問、問題集の見直しを図りました

 

個人の見解ですが問題集やノートにマーカーを引くより間違った問題、見直すところに付箋を貼って対策した方がいいと思います

 

なぜならマーカーは消せませんが(フリクションなら消せますが)付箋は取り外しが簡単で、長丁場の勉強においてはその時々で忘れている点、覚えなければいけない点が変わってくるため試験直前では見なくてもいいところでもマーカーが引いてあればいやでも目が行ってしまい時間を取られると思うからです

 

勉強の優先順位と時間配分

宅建業法>法令上の制限>税・その他>民法の順に

毎年の試験傾向は50問中

宅建業法が20問

法令上の制限が8問

税その他から8問

民法等から14問

出題されます

 

まずは宅建業法

よく言われることですが問題の4割が宅建業法から出題されるので宅建業法の理解は最優先で深めておくべきだと思います

 

問題数が多いと言うこともありますが宅建業法の問題からは意地悪な出題が多いのできちんと理解しておかないと間違えてしまう問題もあります

*私も宅建業法で3点落としました💧

 

次に法令上の制限

都市計画法、宅地造成等規制法等幅広く知識を問われる問題が多い印象ですが上記の一問一答のテキストを繰り返しやれば比較的簡単に解けます

 

宅建業法の問題と違って解答者を引っかけよう、間違いを誘発しようという問題はあまりない印象です

 

覚えることは多いですが過去問をひたすらにやれば点が取れる部分です

*私はここでは点数は落としませんでした

 

税その他

ここも法令上の制限と同じく幅広い知識が問われますが問題をひたすらに解いて知識として持っていれば点が取れる分野だと思います

 

景品表示法、住宅支援機構、宅地に適した土地や建築に関する知識などを問われますが法令上の制限同様知っていれば解ける問題が多い印象です

*2022年では出題されませんでしたが税法に関する問題だけは範囲が広すぎて私は覚えきるのを諦めました…

 

また統計問題は試験会場前で配られている資料を活用すれば問題ありません

 

問48は毎年直近の地価がどうだとか、不動産業界の動向はどうなのかを問われますが試験会場で配られる直前対策を読み込んで試験開始と同時に問48を解くのがオススメです*早めにしないと忘れてしまう可能性がありますから

 

民法等

ここは鬼畜ですね。特に権利部分の問題はひねりにひねった問題がでるので正解率がグッと下がる傾向にあるみたいです

 

しかも過去問に無い問題を出題するのが主流みたいですので勉強時間に対して点数が一番取りづらい分野だと思います

 

しかしそんな難易度の高い民法等の中でも借地借家法、不動産登記法、区分所有法の分野は毎年の出題率が高くかつ法令上の制限などと同様に知識として持っていれば正解できる問題が出される傾向にありますのでここは過去問を解いてしっかり覚えておけば点に繋がりやすいと思います

 

他権利関係の問題は本当に意地悪ですがそんな意地悪な問題はだいたい他の人の解けません(と思います)

 

なので正解率の高い問題を落とさないように民法等は先に述べた借地借家法、不動産登記法、区分所有法を除き基礎的な知識を身につけるに留めて宅建業法や法令上の制限などに勉強時間を使うのがいいです

 

まとめ

簡単にまとめると

 

1・入門書、テキストで全体感を把握

2・一問一答をひたすらこなす

 *正解率が低いところなどはテキストを見直す

3・時間配分は宅建業法➡法令上の制限➡税その他➡民法等の順に

4・3ヶ月前あたりから過去問題に着手して苦手分野を洗い出してそこの勉強をする

5・予想試験を解いてボロボロにされつつラストスパート

 

ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

なにか皆さんのお役に立てたなら幸いです

 

私は来年の行政書士試験に向けて勉強を開始してますのでよかったら一緒に頑張りましょう!